ムーミン展
トーベ・ヤンソンによるムーミンの原画展が開催。立体模型も展示。
全日程
2009年3月25日(水)~4月5日(日) 大丸ミュージアム・心斎橋 (大阪)
2009年4月29日(水・祝)~5月18日(月) 大丸ミュージアム・東京 (東京)
2009年8月5日(水)~17日(月) 大丸札幌店 7階ホール(大丸ミュージアム) (北海道)
2009年9月5日(土)~10月25日(日) おかざき世界子ども美術博物館 (愛知)
2009年12月12日(土)~2010年1月11日(月) 長島美術館 (鹿児島)
2010年1月16日(土)~2月7日(日) みやざきアートセンター (宮崎)
2010年2月16日(火)~3月28日(日) 広島県立美術館 (広島)
詳細
ムーミン展 新聞広告
4月29日(水・祝)~5月18日(月)まで大丸ミュージアム・東京で開催される「ムーミン展」の新聞広告が掲載されていました。
古い人間としては、こうやって紙媒体でムーミンを見るとうれしくなってしまいます。なんか、一般的な認知度が上がるような気がするんですよ~。
ムーミン展、楽しみです。
「ムーミン展」へ行ってきました
14日に、大丸東京で開催されている「ムーミン展」へ行ってきました。できれば会期中に2回ぐらい行きたいと思っていましたが、なかなか行けず、行き損ねるかと思って焦りました。なんとか行けて、ほっとしています。
なるべくすいているときにと思い、平日の夜に行ったのですが、結構混んでいました。絶えず列ができている状態で、他の人を気にしつつ、でも、悔いが残らないようにと、じっくり見てきました。
第一印象は「小さい」です。原画展は2回目なので、原画が小さいことは知っていたのですが、それにしてもこんなに小さかったっけと思いました。そして、とにかく細かいです。昔は印刷技術が低かっただろうに、こんなに細い線で書いて、つぶれなかったのだろうか。
ヤンソンさんの絵は本当に素敵でした。見入ってしまって、よだれがでそうでした(笑)。印刷ではわからない線の勢いが感じられました。また、「ムーミン谷の彗星」の絵で、洞窟の奥でじっと息を潜めて外の様子をうかがっている不安感が伝わってくるものがあって、実物ならではでした。
今回は習作が展示されていました。絵が描かれるまでの試行錯誤が感じられて、トーベさんの頭の中を見せてもらえたようで楽しかったです。
今回初出展の立体模型も見ることができてうれしかったです。運ぶのたいへんそうです。フィンランドから来るのもたいへんだし、日本国内の移動もたいへんそう。図録に載っているおきまりの主催者のあいさつの中で、フィンランド航空とフィンランド航空カーゴにまで謝辞があったから、きっとフィンランド航空カーゴで運んだのですね。
展覧会のあとのお楽しみのグッズ購入は、案の定、買いすぎてしまいました。前回もそうだったのですが、原画を見て興奮状態にあるため、ついつい買い込んでしまいます。1つ1つはそんなに高くないはずなのに、なぜだかお会計のときに結構なお値段になってしまいました。レシートを見直してみましたが、間違ってないんですよね~。不思議だ。
日本に居ながらにして、ムーミンの原画を見ることができて幸せです。主催者のかた、関係者のかた、ありがとうございます。
ムーミン展の図録
東京のムーミン展も大盛況のうちに終了しました。なんと、最終日には図録が完売してしまったそうです。図録が完売するなんてことがあるんですね~。まだまだ巡回するから、多めに刷ってあると思うのですが……。買えてよかった~。
左が今回の図録、右が2004年のときの図録です。
他のかたのブログで、図録は見る用と保存用に2冊買うという話を聞きました。私はそういう買いかたはしないタイプなんですが、アラビアのシーズンマグは使用用と保存用に2つ欲しいなといつも思います。でも、予算の都合上1個しか買ってないんですけど。
展覧会で図録が売り切れることはよくあることで、美術館の人に言えば、増刷後に発送してくれるそうです。もっとも、「完売です」の一言で済まされてしまうところもあるようですが。大丸ミュージアムは「美術館」というより、「貸し会場」みたいなところですので、どういう対応だったのでしょうね。